フェイスブックが仮想空間「メタバース」に推定50億ドル投資

大きく時代が変わるテクノロジーかもしれません。


Facebookが、スマートフォン時代の後継者として仮想空間「メタバース」の開発に5000億円以上を投下すると発表し、業界での注目が俄然高まっています。マーク・ザッカーバーグは、7月22日のThe Vergeの記事で、メタバースを「モバイルインターネットの後継者」と考えていると述べていた。

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先週末にβ版を発表したばかりの仮想空間の会議サービス「Horizon Workrooms」

今回Facebookがスタートした「Horizon Workrooms」とVRゴーグルのOculus Quest 2の組み合わせは、iPhone登場に近いインパクトをもたらすかもしれません。

最も大きい進化だったと考えているのが、コントローラー不要で操作が可能

数十年前にSF映画の世界であったものが現実化していくという大きな流れが加速しています。

Oculus顧問CTOが語ったメタバース実現の課題 update 2021-10-30

「Oculus Quest 2」から利用できる、同社のメタバースを体現するバーチャル会議室「Horizon Workrooms」は遅延が少なくなるよう音声技術を改善したため、一部のユーザーから「Zoomより(サービス内での通話の)品質がいい」と評されるという。

早速Zoomを超えるという結果を出し始めている。ただ、遅延の問題は5Gの普及まで待つ必要があるかもしれない。

「抽象的なことより具体的な製品の改善」 Oculus顧問CTOが語ったメタバース実現の課題
「メタバースは抽象的なことばかり話したがる人にとってのワナ」──Meta(旧社名Facebook)傘下のOculusでCTO顧問を務めるジョン・カーマックさんは、メタバースへの見解をこう話す。カーマックCTOが考えるメタバース実現に向けた課題とは。