4 Platform & Device

メタバースを拡大させるキーテクノロジー

冒頭で述べたように、メタバースというのは、一昔前にあったリアルと対比したバーチャル(仮想)空間という考え方ではなく、リアル空間とデジタル空間を統合化した新しい社会や経済圏のことを指している。

まだ、黎明期ではあるけれど、メタバースがある時点でクリティカルポイントを超えて、急拡大するにはいくつかの重要な技術革新が必要です。

その基礎技術や要点をここでまとめておきます。

キーポイント
  • 成熟したメタバースプラットフォーム
  • アバター技術
  • VRゴーグルの進化(Oculus, Microsoft Lensなど)
  • 暗号通貨の技術(リアルとの交換規則や技術も含む)
  • 3G-360°度バーチャルの高解像度化の技術
  • ゲーミングCG技術の進化
  • CG処理の高速化(ハードウェアとソフトウェア/ICチップ)
  • Robot(遠隔操作)
  • バイオセンサー・フィードバック技術(感覚器官のコントロール)
  • エッジ処理技術/5Gから6Gの普及
  • メタバース上での法整備(土地所有権、商法、刑罰などリアルと同様の法律)

それぞれについて、2021年現在の実現しているサンプルを紹介します。これを総合すると、メタバースの世界のイメージをある程度想像できると思います。

以下、できるだけビデオ形式で見ているだけで、エッセンスがわかるようにしたいと思います。映像と共に音声も出ますので、ヘッドセットをご利用ください。

アバター

まずは、視覚的な要素で重要なアバターについて説明します。冒頭にて、紹介しましたが、最近の話題では、韓国の大統領選挙戦に大統領のAIアバターが利用されていることです。同じビデオですが、現在物議を醸しているホットな話題なので、再度こちらに掲載しておきます。ビデオクリップは、今月12/13日(2021年)のWBSで紹介されたものの一部をお見せします。

もうひとつ米国大統領のアバターで話題になったもので、こちらは、Deep Fakeとして問題となったのですが、両者とも技術的にはメタバース爆発の明確な予兆と言えるでしょう。

アバターというと現在までは、イラストマンガのアバターやV tuberのアバターを思い浮かべると思いますが、将来PCハードウェア、通信速度、エッジ処理技術などが進化すると、実物と見分けのつかない、もう一人の人間をメタバース上に想像することができるようになります。

メタバースでは、このようなだ単なる人物の分身アバターだけでなく、アバターが生活する空間(都市、住居など)についても実物同様に創造することが可能です。まずは、次の動画を御覧ください。

アバター(人間)と都市(場所)をいくつでも無限に創造することが出来るわけです。

VRグラスの技術(HMD: Head mount display)

メタバースで極めて重要なデバイスはVRグラスです。このVR視覚デバイスの使いやすさと、没入感の度合いがどこまで進化するかによって、爆発的な普及のタイミングが変わってくるわけです。

以前、VRのところで紹介した脳外科手術医療への応用のビデオを再度見てください。今までは2Dのレントゲン写真をみて、医師が「脳内がいったいどうなっているのか」を苦労してイメージしていたものが、3Dであたかも自分が脳の中に入っている状態で見ることが出来るという、SFでしかできなかったことが可能になっていることがわかります。

VRデバイスの開発競争は激化しており、国内国外の企業が多くのデバイスを売り出していますが、代表的なものをいくつか紹介します。

VRの基礎的な説明は別チャプターのこちらを御覧ください。

Oculus Quest 2

現在、一番一般に普及してダントツのコスパを示しているのがOculus Quest2 ですが、初期バージョンが発売されたのが、2019年、その二年後に性能と使いやすさを進化させたのがこの最新版です。

OculusはFacebookに買収され、Metaの核となるデバイスになっております。

次のビデオが一般のユーザーが説明したOculus Quest2でできる10項目のまとめです。10分ほどのビデオなので、適当に早送りで10番から1番までかいつまんで御覧ください。英語ですが、見るだけで内容はわかります。

No.10 映画やテレビ鑑賞(Netflix, Amazon Video, etc) :映画館での臨場感、友人と鑑賞など
No.9 音楽楽器の練習、学習チュートリアルソフト
No.8  VR旅行(日本でも既に多くの会社がやっている)Google Earthなど
No.7 映像効果を利用してメディテーション練習、メンタルセラピー
No.6 恐怖心の克服に利用(高所恐怖症など)、昆虫、動物恐怖症、
No.5 3Dモデルで、デザインツール
No.4 ライブ・コンサート、スタジアムのスポーツショーへのVR参加
No.3 教育(英語学習、自動車運転、各種)
No.2 オンラインVRショッピング(3Dリアル体験)
No.1 世界中の人々と自由に交流する(VRコミュニティ、VRchat,など)

Hololens 2

ホロレンズ2はマイクロソフトのVRデバイスで、現在は企業向けに開発やデザイン、教育など多くの産業活動分野に応用されている。応用例は非常に多いので、いくつかかいつまんでビデオで紹介します。

3本目のビデオが、マイクロソフトのYoutubeで日本語でわかりやすく説明されています。

以上は、マイクロソフトのメタバースの初期モデルですが、これだけでもかなり高度な技術レベルになっていることがわかります。

パナソニックVRグラス

有機EL VRグラスが5.2Kに進化。Technicsスピーカー内蔵

パナソニックの特徴は

解像度5Kで超高解像の映像を表示でき、6DoF、PCとスマホ両接続になっており、今後もアップデートが注目されている。

Magic Leap 1(NTTドコモ)

解像度は1280x960pxと、片目720p相当

NrealLight(KDDI)

視野角(FOV):52度
本体トラッキング:6DoF
コントローラートラッキング:3DoF
本体重量:88g
コネクト規格:USB-C

Sony OLEDマイクロディスプレイ+低遅延HMDシステム

VRグラスでは、価格を安く、使いやすくという方向性もあるが、ソニーの場合には、やはり技術的ん高解像度の限界に挑戦している。

8K解像度のVRヘッドセットのデモを公開(開発中)

ソニーが8K解像度のVRヘッドセットのデモを公開、4K有機ELマイクロディスプレイを採用
2021年12月7日、ソニーは両目8K(片目4K)のVRヘッドセットのデモを公開しました。ソニーの開発した、1インチクラスで4K解像度を実現する有機ELマイクロディスプレイを搭載、筐体の小型化と映像の高精細化を図っていま
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デジタル通貨

ゲームの世界では、随分昔からゲーム内だけで流通する通貨が存在しておりました。メタバースのの世界でもリアル世界と同等の産業活動が行われるので、当然ビジネスに使用される通貨が必要となってきます。現在では暗号通貨のイーサリアムが中心になっているようですが、これも今後自由競争で中心となる通貨が淘汰選別されることと予想します。

ゲームの世界で使われている通貨のリスト

先に述べましたように、現在では、メタバースで使われる通貨はブロックチェーン技術から生まれた暗号通貨で、なかでもイーサリアムが主体となっています。

暗号通貨(昔仮想通貨)については、まだ、馴染みがない方もいらっしゃると思うので、過去の歴史を簡単に説明します。

ビットコインが話題になった歴史を見ると、2008年にビットコインが発明され2009年に使われ始めました。この頃は、1BTC(ビットコイン)=4円。2013年に価格が急上昇し、2014年マウントゴックス事件で取引所が停止する事件が発生。この時が第一波の仮想通貨時代です。この年に米国エクスペディア、デルなどがビットコインでの支払いを受け付け始めました。この頃は、FBIの操作や中国でのビットコイン禁止など、世界的に各国政府が仮想通貨に否定的で取締をするという流れが強いものでした。2015年の時価総額8400億円。第二波は2017年で、年初10万円だった価格が年末に100万円を突破し、翌年暴落しメディアの話題からも遠ざかっていきました。そして、今年2021年第3波がやってきて1BTC=700万円になり現在は、また急落していますが、時価総額が約100兆円となっています。

エルサルバドルなど、国家の正式通貨として使われ始めたビットコインは、中国を除いては、もう規制で禁止することは不可能な状況となっています。一方、メタバース内での、ビジネス通貨はNFTを始めブロックチェーン技術つまり暗号通貨が既に使われており、これももう止めることはできない状態になっております。

ブロックチェーン・暗号通貨についてはこちら

ロボット技術とAI

冒頭で説明しましたように、究極のメタバースはリアルとバーチャルの世界がシームレスに統合化された世界です。この中には、ロボットの遠隔操作というジャンルも存在します。これは、遠隔監視や操作というのは、リアルの操作者からみると遠隔地の状況はバーチャルと同じに見えるわけです。したがってロボット技術の進化も非常に重要なポイントとなります。

既に有名になりすぎたBoston DynamicsのAtlasの最新Youtubeを御覧ください。

わかりやすい例は、冒頭で紹介した脳内外科手術ですが、シミュレーションレベルで脳内を把握したあとで、実際のオペレーション(手術)も現在ロボットの開発が進んでいます。将来は、この2つが融合して今までになかった医療が実現すると考えられます。

支援ロボットにつては次の動画を御覧ください。
ダビンチに対抗して国産Hinotoriが始動

もう一つの遠隔支援については、大型重機を使った土木工事の例もあります。

この2つの例とホロレンズの比較をしてみると、まず決定的な違いが3Dか2Dかということがあり、そして、もう一つは、VR技術では操作ハンドルが基本的に異なります。おそらく将来は2つの技術が統合化されたものになることでしょう。

もう一つのロボットの例は、Boston Dynamicsのロボットや、IBMのAI知能ロボットです。

ロボットの制御技術は、まだそれぞれの会社が独立して行っており統合化されていません。これらの技術にメタバースの技術が統合化されると、革新的な世界ができてくると考えられます。

AI

AIについては、多くの情報が既に出回っており、特に追加することはありませんが、重要なポイントは、メタバースの世界でアバターがAIを搭載して、インテリジェント化した場合のケースです。よいことも悪いことも両方あると思いますが、メタバースの中ではリアルの世界以上にAIキャラクターが活動しやすいことになります。そうすると、AI実装アバターが人間の代替え作業を行えるようになります。その場合にまだAIが未熟なところは、人間と同等の臨機応変な思考をすることができないところです。最近多くの企業が人件費の削減のためにチャットボットでカスタマーサポートをやっていますが、ほとんどのケースで、チャットボットのサポートがお粗末すぎて、カスタマーが嫌気を指していることです。これが現状のAIです。

それに、チャレンジしているのがIMBのWatsonや次のYoutubeにあるProject debatorでしょう。もし、このAI技術が成熟してくれば、そのAIが前節で述べた、遠隔操作の機能を使えるようになり、リアル世界の重機などを操作する時代が将来的にはやってくるでしょう。

バイオセンサー・フィードバック技術

バイオニックハンドの実用例:

これは、人体の筋肉のわずかな信号でハンドをコントロールできる例です。現在のVRの世界では、視覚と聴覚がインターフェースの中心となって人間の体験を創造しています。これに触覚のインターフェースを追加する試みが多くされています。

TESLASUIT: VRスーツで衝撃を伝える試み:触覚フィードバック

触覚フィードバック

スーツに備えたEMSにより、体の感覚を直接刺激し、大きなインパクトシミュレーションを提供します。また、TENSは神経反応を引き起こすことで反射神経を改善し、より小さな衝撃からシミュレーションを提供することができます。

ーションキャプチャ

モーションキャプチャシステムは、骨格の位置を追跡し、ユーザーのアバターとして表示される動きを認識することができます。

バイオメトリクス


バイオメトリクスは、一連のセンサーを通じて分析機能を提供し、ECGに対する皮膚電気反応からユーザーのデータを収集することができます。

イーロン・マスクの新事業「ニューラリンク」

これは、脳内チップを人間とコンピュータのインターフェースとして使用する開発事業で、既に、猿の実験でシンプルな動作が可能になっているようです。

DX Digital Twin

BMWの「仮想」工場

BMWは現実の工場をデジタル上に再現し、生産工程のシミュレーションに活用する。スウェーデンの通信機器大手、エリクソンは仮想空間で都市を再現して、5Gアンテナなどの配置、運用の検証に活用している。このように仮想空間とリアル空間上で同じものを作成してシミュレーションなどを行う方法がDigital Twinと呼ばれている。これもメタバースの一つの形態になる。

BMWの向上のシステムは、NVIDIAのOmniverseというプラットフォームを使用している。下記のYoutubeビデオをみると概要がわかります。

CG & Game

CGについては、ゲームや映画で昔から行われているので特に説明の必要はないですが、これからのCGはその扱うデータ量と速度が飛躍的に拡大していくことでしょう。これがなにを意味するかと言うと、2Dから3D360°で高解像度になるためには、CPUのパワーも現在より数桁大きいものが必要となってくるので、ここでも技術の革新がキーとなってきます。前のチャプターでのBMWの工場のシミュレーションであっても工場全体のデータがどのくらいの規模になるか、そして都市空間をシミュレーションするにはどのくらいになるか想像するとまだ技術はこれからという感じがいたします。

現在使われているプラットフォーム

現在のプラットフォームは、まさに黎明期なので、いろいろなプラットフォームが乱立しています。今後、類似した各種プラットフォームが次々と発生してくると予想されますが、おそらくその中で、強大なものは、いくつかの主要なプラットフォームに絞られて行くでしょう。

代表的なプラットフォーム
  • ディセントラランド(Decentraland)
  • Microsoft Mesh → Jump to detail
  • Horizon Worlds (META) →Jump to detail
  • Enjin Network
  • HE Sandbox
  • リパブリック・レルム(Republic Realm)
  • NFTマーケットプレイス「OpenSea」
  • NVIDIA開発プラットフォーム(例:BMWの「仮想」工場)
  • メルカリ「NFT事業」
  • BMWの「仮想」工場

以下、簡単にそれぞれについて、説明をしておきます。

ディセントラランド(Decentraland)

Decentraland(ディセントラランド)は、イーサリアムブロックチェーン上のメタバースです。

アプリケーション構築のための土地(LAND)を購入するためにMANAを使うこともあり、入手したLANDはコンテンツの売買をする市場として活用することも可能です。

つまり、MANAを保有して収益化を計ることができます。

Enjin Network

Enjin Networkは、イーサリアムブロックチェーンベースのゲーム開発プラットフォームです。

NFT化に特化しており、ユーザーはメタバース内のアイテムをENJトークン(NFT)として保存できます。

上の画像のように複数のメタバースがEnjin Networkで開発され楽しまれている

例えば、「The Six Dragons」はファンタジー世界が舞台のRPGで、戦士や魔術師が使う武器や鎧を、ゲーム内の鍛冶屋を介してNFT化します。取引所経由ではなく、個人のウォレットでアイテムや武器をNFTとして保管できるので、いつでも他プレイヤーと売買・取引が可能です。

THE Sandbox

The Sandboxは、イーサリアムブロックチェーン上のメタバースで、すべてのゲーム内アイテム・資産・土地がNFT化されています。

分散型の暗号技術によって、ユーザーは仮想の土地の購入や、構造物の建設、経済を統治するための投票を行うことができる。

ディセントラランドのファンは、投機的な投資としてデジタルの資産や土地に目を向けており、最近、ディセントラランド内の不動産区画が240万ドル(約2億7000万円)で販売された。一方、デジタル資産などを扱うリパブリック・レルム(Republic Realm)は、サンドボックス(Sandbox)のメタバース空間にある不動産を430万ドル(約4億9000万円)で購入したと、2021年11月30日に報じられた。

リパブリック・レルム(Republic Realm)

「仮想通貨と決済会社の間で、多くのコラボレーションが生まれるだろう」

最終的にフェイスブックのような巨大テクノロジー企業が支配してしまうのではないかと考える

アバターとしての3Dモデル製作・販売だけではなく、独自のメタバース空間「Metaani land」やVRデバイスで鑑賞したり、動かしたりすることができる「Metaani GEN」を展開しています。

バーチャルYoutuber「キズナアイ」とコラボレーション作品を9月に発表・販売しました。

NVIDIA Omniverse(開発プラットフォーム)

オムニバースは2020年12月からベータ版の提供を始めて以来、21年12月3日までに約9万5000件のダウンロードがあった。日本国内では約5000件と米国、中国に次いで3位だった。

エヌビディアは仮想空間そのものをつくり上げる開発インフラで主導権を握る戦略だ。仮想空間に欠かせない3Dモデルの構築には、同社の高性能半導体を搭載したパソコンやサーバーが必要になる。ゲーム用の画像処理半導体(GPU)ビジネスで鍛えたソフトウエア技術にも強みがある。開発のプラットフォームを握れば、仮想空間制作に必要なハードとソフトの両面でクリエーターを囲い込める。

エヌビディアはジェンスン・ファンCEOのアバターでAIによる自動応答を披露した。
メタバースとは? | NVIDIA
メタバースとは、インタラクティブで没入感があり、コラボレーションが可能な、共有された仮想 3D 世界です。

メタバースのインフラを支配するNVIDIA

現在NVIDIAはAIの世界でもパソコン、サーバーなどのベースとなるGPUのトップ企業だが、すでにメタバースの世界でも最先端を走っていると考えられる。Onmiverseというメタバースのプラットフォームプロジェクトは他社では真似のできない技術構築すると感がられる。

NFTマーケットプレイス「OpenSea」

まずは、つい最近のニュースを御覧ください。

メルカリが「NFT事業」をついに発表、プロ野球の協業「パ・リーグ Exciting Moments β」

登壇者
メルカリが「NFT事業」をついに発表、プロ野球の協業「パ・リーグ Exciting Moments β」とは何か
メルカリはプロ野球のパ・リーグ6球団の共同出資会社と新しいNFT事業を発表しました。2021年中に販売を開始しますが、それぞれの狙いについて解説します。

NFTはブロックチェーン技術を利用した暗号通貨のひとつで、ブロックチェーンの特集でも紹介しています。詳細はそちらをごらんください。

メタバース内では、暗号通貨、特にイーサリアムがビジネスの取引に使用されます。NFTは、最初はアートの投資物件として広がったものですが、もうDappRadarの最新市場レポートによると、7~9月期のNFT取引高は、106億7000万ドル(約1兆1945億円)と前期(4~6月)比で704%増と脅威的な伸びを見せている。もはや、一部の人達のリアルの社会と隔離された博打経済圏という見方は通用しなくなっている。

まとめ

メタバースが実現化するには、まだまだ技術革新が必要です。現在の状態は、VRの一部の分野だけを、一部の人や企業が使っているという状態ですから、本格的な普及には10年以上の歳月が必要だと考えられます。アマゾンが1995年オンライン販売を開始して25年が過ぎて、今年はベゾスは民間人として宇宙旅行にもでかけて話題となった。一握りの成功者で、当時は、相当な批判を浴びながらサバイバルしたわけです。それは、やはり将来のマーケットの予測が正しかったからでしょう。

メタバースについては、ウェブ上で、「ザッカーバーグは気が狂ったのではないか」など、いろいろな批判も出ております。アマゾンは25年で誰もが、疑うことのない市場を創造したわけですが、技術革新が加速している現代では、10年後にメタバースが本物かどうか、ザッカーバーグが生き残っているかどうか明らかになることでしょう。

最後に、メタバースに懐疑的な意見をもっている人々の意見を掲載しておきます。


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