2022年は、ロシアのウクライナ侵攻で様々な変化が起きましたが、その一つで、軍事利用されたドローンの驚異的な能力が世にさらされることになりました。残念なことですが、今では、ドローンが戦争での非常に有力な武器となってしまいました。このサイトでは、産業用のドローンを中心に紹介説明をしていきます。
まずは、平和利用エンタメ系のドローンを見てみましょう。
ドローンの無人航空機レベル4のライセンス制度2022/12月
12月5日待ちに待った、レベル4が始動です。
測量や輸送のビジネスにドローンを活用する際、レベル4が許可されたので、これまで不可能だった有人地帯において第3者上空の目視外飛行が可能になります。レベル4実現のために2022年よりドローンの操縦ライセンス制度がスタートすると報道されていました。これは国が発行する国家資格になります。操縦ライセンスは一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の2つが作られるました。、レベル4のように補助者なし、目視外飛行の状態で、第3者の上空にてドローンを飛ばすためには、一等無人航空機操縦士が必要となるとのことです。
今回の免許制度などの法整備が整い、一気にドローンビジネスが開花すると考えられます。ドローンの資格を取るには、自動車免許に似た感じで、ドローンスクールで学科試験、実地試験を受け合格しなければ行けません。
既に多くのドローンスクールができていますが、ドローンそのもののビジネスとともに、これからますます繁盛することでしょう。
国土交通省のウェブサイトはこちらです。
ドローンの要点（産業用）
ドローンは近年メディアでも多く知れ渡るようになってきました。
時間の関係でまだ詳細をまとめきれておりませんが、ここでは、超手短に、IT業界として認識しておくべき重要事項だけを簡単にまとめて起きます。
(1)業界で認知度が急上昇し市場予測規模の上方修正が激しい
ドローンスクールが全国で700校もできている
- (2)2022年度に登録制になり免許資格制度など法制化される
2022年度の登録制など法制化完了に向けて大企業が既に多くのDroneサービスを開始している。 政府によると14万人のドローンパイロットが不足すると。
ドローン・サービス市場
- 点検・整備（インフラ維持管理）
- 監視（警備）
- 農業（農林水産業）
- 物流
- 災害対策
- 測量
経済産業省:「空の産業革命に向けたロードマップ2019」より
点検・整備（インフラ維持管理）
（ソフトバンクウェブサイトより）
農業への応用
監視・警備への応用
KDDI警備の実証実験(youtube抜粋)
災害・測量への応用
測量
これまでのレーザー測量や航空測量などと違い、非常に低コストで、迅速に測量が完了。
現在の性能だと、3Dデータ化するのに申し分ない情報量での撮影も可能
航空機では近づけなかった谷間や狭小地に入り込んでの計測
ドローン最先端技術
卓越した運動制御能力
フルビデオは、YouTubeにジャンプして御覧ください。
集団行動するドローン
屋内狭小空間での点検サンプル動画
ドローンの進化 → AI
ドローンの規制
空の産業革命ロードマップ2019発表されたもの
政府がドローンｘ5G利用解禁/目視外飛行(Level3)が可能に
政府がドローンｘ5G利用解禁/目視外飛行(Level3)が可能に
まだ、本日時点では政府の発表はされていないようだが、本年中に5G利用が解禁される予定との報道。 5G電波干渉のPower controlの実証実験も完了して、ほぼ最終段階にあります。
近い将来、ふと上空を見上げると無数のドローンが飛び交っているのが日常となるでしょう。
